今日は「リスニングで高得点(400点以上)がとれる」方法をまとめました。
①リスニングで問われていることは何か リスニングセクションでは米国、英国、カナダ、オーストラリアで話されている英語をどの程度理解しているかが問われます。 それぞれのパートで問われていること(点数を獲得する為に求められていること)は以下の通りです。 Part 1 写真描写問題:全6問 1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送されます。 説明文は印刷されていません。4つの説明文のうち、写真を最も適確に描写しているものを選びます。 Part 2 応答問題:全25問 1つの質問または文と、それに対する3つの応答がそれぞれ1度だけ放送されます。 質問に対して、最も相応しい応答を選びます。 Part1同様、質問・文も応答も印刷されていません。 ※Part2には例題がありません。 Part 3 会話問題:全39問 2人あるいはそれ以上の人物による会話を聞き、3つの設問に最も適切な解答を4つの選択肢の中から選びます。 会話が一度だけ放送され、その後設問が続きます。 問題用紙には設問と選択肢のみ記載されていますが、一部図表を見て答える設問があります。 Part 4 説明問題:全30問 1人の話し手によるトークを聞き、3つの設問に最も適切な解答を4つの選択肢から選びます。 問題用紙には設問と選択肢のみ印刷されていますが、一部図表を見て答える設問があります。 ②リスニングの点数が高い人の学習法とは 点数が高い人の学習方法を、テスト前の準備、テスト中、テスト後に分けてまとめました。 テスト前の準備:自分の弱みを把握し、克服する 前回のTOEIC試験やTOEIC問題集、その他の学習を振り返り、自分の弱みに気づくことが大事です。苦手な文法項目や単語不足の克服を目指して、基礎力を強化していきます。 テスト中:切り替えが大事 「今の設問で何を言っているのか分からなかった!」となっても、すぐに気持ちを切り替えて次の設問に進みます。わからなかったことについて悩んでしまうと、あっという間に次の設問が始まってしまい次の設問を解く時間も無くなります。 テスト中は答えの選択に迷う設問や、自分にとって難しい設問があったら、思い切って捨ててしまう方が集中力を維持できて、解答スピードも速くなります。 ※空白のままにしても点数は上がらないので、捨てる場合でも何かしらの選択肢は選びましょう。 テスト後:振り返りはマスト テスト中に選択に迷った設問を中心に記憶に残っている設問の中で、わからなかった文法や単語を確認します。振り返りは、テスト後すぐに行いましょう。人はすぐに忘れます。 振り返りの際は、次回は間違えないぞという決意をもつことが大切です! ③明日からリスニング高得点を取る為にできること TOEICスコアアップを目指すには、集中して学習する時間(TOEC問題集への取り組みも含め)を作り、振り返りをしながら、弱点を克服していくことが大切です。 ですが、常に集中して弱点を克服する学習を継続することは困難です。まずは「英語学習を継続する」ことが肝心なのでTOEICの2~3週間前まではTOEC対策以外の勉強方法を採り入れモチベーションを維持しながら学習してみるのも良いでしょう。 最近では英語で書かれた本、海外ドラマ、映画、ニュースをYouTube、アプリ、ウェブサイトなどで手軽に入手できますので、英語に触れる方法はたくさんあります。 ご自身の興味、関心、趣味と英語を結びつけると、継続して学習する動機づけにもなりますし、高い学習効果も得られます。 テスト2〜3週間前は、集中してTOEIC対策の勉強ができるとGood。 英語学習を継続するためはメリハリが大事なので、 テスト期間と、期間外では学習方法を変えてみましょう。 以下は、各パートのトレーニング例です。 Part1 日常で見かける風景を英語で描写してみましょう 例えば、「電車の中で目の前に座っている大学生がスマホを手に持ったまま寝ていたら、その風景を英語で描写してみましょう。 Part2 質問に対する自然な応答のバリュエーションを増やしておきましょう。 Part2の音源の音読を聞いて、求められている情報は何か(yes/no疑問文、what, where, who, when...、orを使った2つ以上の選択肢について問われているのかなど)を意識しましょう。ディクテーション(1文ずつの英文を聞いて、書き取りをするトレーニング)をして、何が聞き取れていないのかを把握しましょう。苦手な文法を間違える傾向があるので、間違っていたところは文法の復習まで手を伸ばすと良いかもしれません。 応答例) ■ストレートに答える 質問 “Will you help me translate this document?” → 応答 “Sure, let me see it.” ■わからないので答えられない 質問 “Did we change our supplier?” → 応答 “I’m not sure.” ■聞かれたことに対して、質問で返答する 質問 “Where can I find office supplies?” → 応答 “What kind of office supplies are you looking for?” Part3 日頃から長めの英文を聴き慣れておき、ナチュナルスピードに慣れておきましょう。 Part3の設問を素早く読んで、設問から内容を想像する練習をしましょう。 設問で何を問われているかを押さえ、ポイントを絞って聞く練習をしましょう。 Part4 頻繁に出てくる語彙・表現に慣れておきましょう テーマとなる英文は様々ですが、よく出題されるものは限られています。 頻繁に出てくる語彙・表現に慣れておきましょう。 ニュース動画を視聴するなど、まとまった量の英語を聞き、内容を要約してみるのが効果的です。 全パート共通のリスニング対策として、 オーバーラッピング、シャドーイングなどのトレーニングはリスニング力アップにとても効果があります。 ■オーバーラッピング:英文スクリプトを見ながら、音声と一緒に音読する ■シャドーイング:英文スクリプトは見ずに、音声の後に1テンポ遅れてついていくようなつもりで音読 する (シャドーイングが難しすぎる時は、オーバーラッピングを繰り返しやりましょう) ④InspireDキケルで継続できるリスニング対策を InspireDの「キケル」は、TOEIC対策コースではありません。ですが、Part3や4で出題されるような長さ1分程度の会話文や説明文(映画、スピーチ、ニュース、スポーツ選手や起業家のインタビューなどの英語素材)を動画で視聴することができます。 受講期間中は様々な英語に触れることができるので、英語を聞くのに慣れることができます。 キケルでは日々出題される動画に設問があり、動画を聴き、文章を読み、何を問われているかを押さえ、ポイントを絞って聞く練習をすることができます。 月〜金で3問ずつのクイズ(+英作文)が出題されますが、聞き取り問題も含まれます。 聞き取り問題ではディクテーションをする必要があるので、特にPart2の対策にもなるでしょう。 InspireD「キケル」は、通勤の途中やランチ後などの隙間時間にスマホやPCで学習できます。 バディ制を採り入れているので、仲間と共に学ぶことができます。 わからないことがあれば各グループに配置された教師がフォローをしますので、 楽しく続き、そして着実にリスニング力を伸ばすことが可能です。 InspireD体験セミナー開催します! 以下の日程でInspireD体験セミナーを開催します。 当日はキケルとカケルの内容を体験頂きます。 残席はあとわずかです。 皆様のご参加を心からお待ちしています。 ▶2019.12.7 Sat 14:00-16:00 ▶2019.12.17 Tue 19:00-21:00 ▶参加費 1,000円(当日、現金払いでお願いします) www.nicohachi.com/inspiredseminar.html
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